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31May2011

ヘンケルスのステンレス一体型包丁

ツヴィリングJ.Aヘンケルス マルチパーパスナイフ&ペティナイフ

ツヴィリングJ.Aヘンケルス マルチパーパスナイフ&ペティナイフ


 
衝撃の告白ですが、実はここ何年も「包丁切れないなぁ・・」と思いながら料理してました。。
偉そうに料理レシピなんぞのブログをやっておきながら全然刃物のメンテもせずにすいません(><) 砥石を使って定期的にメンテしているんですが、その砥石も真ん中のクボミが尋常じゃない・・・  今までろくに砥石の使い方を調べずに研いでいましたが、鍛冶屋のHPを読んだら平面じゃない砥石なんて論外だそうです 笑    これではいかん!ということと、先日の日曜日がたまたま誕生日だったため、バースデープレゼントに包丁を買おう!という事になり、急遽買い物に行ってきました!! 「さて、半日かけて悩むぞ!」と意気込んて百貨店の刃物売り場に乗り込んだ訳ですが、一番最初に触ったヘンケルスというブランドの包丁セットに3秒で決めてしまいました^^;     【ツヴィリング J.A. ヘンケルス】 刃物職人の街、ドイツ・ゾーリンゲンで1731年に生まれたブランド。 日本でも有名な包丁のラインナップは全て「ヘンケルス」という名前で親しまれていますが、正確には「ツヴィリング」「ヘンケルス」という2つのブランドを展開しています。     今回購入した「ツヴィリングTWIN Fin マルチパーパスナイフ&ペティナイフ」はドイツ製ではなく、日本の刀鍛冶の街「岐阜」のツヴィリングJ.A.ヘンケルスジャパンが生産しています。 使用感などのレポートをしてみますが、刃物には詳しくないので専門的なポイントは今回話を聞いた刃物研ぎ職人の意見をそのまま横流しします 笑         【グリップのデザイン】
 
グリップ感「命」

グリップ感「命」


 
 
僕にとって包丁を選ぶ際の最重要ポイントは切れ味ではなく「グリップ感」です。
今回数十種類の包丁を試してみましたが、グリップ感においてはTwinFinシリーズが一番僕の手には馴染みました。
というか、他のメーカーはグリップに全然こだわってないっ!
 
職人いわく「日本人はこうやって(峰の部分を)握るから、グリップデザインは軽んじられてますね」だとさ。 
ただ、この左右非対称デザインは、柄を握ろうと峰を握ろうと、ガッチリフィットしますよ!
もっと他メーカーさんもグリップの研究をしてくださいーー! 
 
もちろん人それぞれ手の形は違いますので、嫌いな人は大っきらいだと思います 笑
また確実に「左利きの人」には向かないのではないでしょうか。
「右利き専用」と書かれていませんが、左手で持つと違和感があります。
 
 
  
  
 
【切れ味】
 
職人によると「鋼」「ステンレス合金」「ステンレス」で比べると、一番切れ味が悪いのが今回選んだ「ステンレス包丁」だそうです。
 
 
「鋼の包丁」は切れ味は一番ですが、メンテナンスが大変です。
「濡れたらすぐ拭く」「しまう前には完全に乾かす」を徹底しないと、すぐ錆びるそうです。
実家で使っている鋼の出刃包丁・柳刃包丁も相当錆びています 笑

「ステンレス合金」というのが良くわかりませんが、「ニッケル」「ケイ素」(だったかな?)などの比率を高めて通常のステンレスよりも硬度をだしたものを指しているようです。
ステンレス包丁として並んでいる中で値段の高い物の多くが、この職人さんの言う「ステンレス合金製」です。
メンテナンス性が売りのステンレス包丁に切れ味まで求めたら値が張る、という事ですね^^;
  
 
「家庭で使う包丁に最高の切れ味を求める必要はない」と思いますし、切れすぎるのも結構怖いものです。。
とはいえ「鋼は最高に切れますよ」とか職人に言われたら、男の血がザワザワ騒いでしまい「鋼包丁いいなぁ。」となってしまいます。
  
今回は「普段使い」の包丁を探していたため、鋼は辞退させて頂きました。。。
 
 
 
 
【刃の形、反り具合】
 
 

反りの大きい洋包丁

反りの大きい洋包丁


 
 
今回購入した「マルチパーパスナイフ」ですが、反りの大きい「牛刀」と反りのないまっすぐな「三徳包丁」の中間くらいです。
よく言えば「マルチマーパス」ですが、こういう物は「どっちつかず、中途半端」とも言います。
 
反っているとどうなるのか?
例えば長ネギをトントントンとテンポよく刻む際、まな板との接地面が少ないため繋がってしまいます。
肉や刺身をスライドしながら切る際の使い勝手は最高ですが、トントントンと刻む用途には反りの少ない三徳包丁が最適です。
 
反りの大きいナイフは「スライド切り」と「ミジン切り」に向いています。
特に、刃先をまな板に付けたままでトントンとミジン切りをする際、反った刃はまんべんなく接地しますので非常によく切れます。
刃がまっすぐな三徳包丁だと、使い込んで中央がくぼんでいるまな板ではミジン切りができなかったりします。

Twin Finシリーズにも三徳包丁はあるのですが、それでも日本メーカーの三徳包丁と比べると反りが大きい様に感じます。
同じ名前でもメーカーによって刃の形が異なる為、この点は注意が必要ですね。
 
 
三徳は普段から使っていますので、今回は反りある「マルチパーパスナイフ」を選択しました。
 
 
 
 
 

【グローバルとヘンケルスの違い】
 
ネットでステンレス一体包丁を調べると、日本が世界に誇る「グローバル」の情報が圧倒的に多いですね。
今回グローバルも触ってみて、職人に違いなどを聞いてきました。
 
「研いだ感じだと、材質はおそらく同じものだろう」と言ってました。
当然切れ味や、刃の耐性も同じになります。
 
形ですが、グリップのデザインが大きく違うのと、同じ用途のラインナップで比べると刃の反りがヘンケルスの方が大きいです。

価格帯は微妙にグローバルのほうがお買い得です。
グローバルのメインストリームが8400円なのに対して、ヘンケルスは9500~10500円程度です。

スターターセットですが、
グローバル(牛刀・ペティ・シャープナー) 14700円
ヘンケルス(マルチ・ペティ) 15750円
 
 
 
 
包丁は長く使う上に、毎日使うものですので、自分に合った包丁が見つかる事を祈っています^^
この記事が参考になれば幸いです。

どんなに切れる包丁でも、切れない包丁でも、日常のメンテが不可欠だと言う事は間違いないでしょう。
今回一緒に砥石も新調したので、近いうちに「研ぎ直し」のレポートもしたいと考えています。
 
 
 
 

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