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23Jul2011

[photoshop]商品写真の切り抜き加工 クイックマスク編

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ネットショップで大切な商品写真。

実際の使用場面を再現したイメージ写真や、商品の質感がよく伝わるようにアップで写した詳細写真など。

用途によっていろいろな撮影方法が必要になります。

今回のテーマは「切り抜き写真の作り方」。

画像補正ソフトで背景を切り抜いて、真っ白にする手法です。 

切り抜き写真の効果的な使い方から、photoshopでの切り抜き方法までを説明したいと思います。

もくじ

1, 切り抜き写真の効果的な使い方
2, 切り抜きに最適な写真の準備
3, photoshopでの切り抜き加工

切り抜き写真の効果的な使い方

写真には一枚一枚メッセージがあります。
山岳写真家が山脈と向き合った時、「この山の過酷さを表現したい」と思ったのか「この山の美しさを表現したい」と思ったのかで、同じ山でも全く違った写真になります。

商品写真も全く同じ。

例えばスニーカー。
「どんなシーンで使うのか?」「どんなパンツと合わせたらかっこいいか?」 という要求には、切り抜き写真では表現できないためモデルを使った撮影が最適です。
しかし、「素材感は?」「靴底はどうなってる?」「いろいろな角度から見てみたい」という要求には、切り抜き写真が最適でしょう。

商品の詳細な画像が見たい時は切り抜き写真が適しています。

ただし、僕は日頃から「切り抜き写真には心がない」と思っています。

確かに切り抜き写真では商品の詳細を知ることができるでしょう。
しかし「楽しさ」や「ワクワク感」は切り抜き写真では伝えられない、という事を忘れないで下さい。

ネットショップでの切り抜き写真の効果的な使い方

・商品の詳細写真として使う。ただし、必ず「使用をイメージできる写真」も使うこと。
・「商品一覧」や「色違いの商品」などのリストで使う

切り抜きに最適な写真の準備

基本的にはどんな写真・被写体でも切り抜きは可能ですが、出来上がりの完成度を高める為に「切り抜き用写真」を準備することが好ましいです。

以下は「切り抜き用写真」に適していませんので、注意してください。

【被写体】
・ガラス製品 (背景が透ける)
・上記以外でも、背景が透ける商品(薄い布など)
・境界線がはっきりしない商品 (ファー(毛皮)製品など)

【セッティング・構図】
・商品のライティングにムラがある
・背景色と商品が同じ色
・商品の一部しかピントがあっていない
・商品の全体が写っていない

背景は無地の白が最適です。
白以外にすると、どうしても背景の色が商品に写りこんでしまいます。
その結果、商品を切り抜いても、境界線が背景色に染まってしまいます。

先に書いた「背景色と商品が同系色はNG」と矛盾してしまいますが、なるべく商品と背景色は合わせたほうが映り込みが少なくすみます。
ただし商品と背景がまったく同じ色の場合は、非常に切り抜きがやりにくいです。。。

このへんのバランスは何回かやってみて習得して頂くしかないですかね・・・^^;

photoshopでの切り抜き加工

では実際にphotoshopで切り抜き加工をしてみます。

※切り抜きの方法はいくつもありますが、今回ご紹介するのは個人的にお気に入りのクイックマスクを使用する方法です。
塗り絵感覚で簡単に行える反面、ペンタブレットがないと多少難しいかもしれません。。。

使用するのは、僕のネットショップで好評販売中(笑) モロッコバブーシュです。

切り抜き用に準備した写真

ちなみに背景は、実家のリフォームで余った白系の壁紙を使用しています。
白色のロールスクリーンは何万円かするので、節約節約^^;

まず初めに「マグネット選択ツール」でおおまかに選択します。

マグネット選択ツールで商品の輪郭にそってドラッグします

マグネット選択ツールで商品の輪郭にそってドラッグします

後で修正するので、おおまかで大丈夫です

後で修正するので、おおまかで大丈夫です

選択ができたら「クイックマスクモードで編集」を押します。(or ショートカットキー”Q”)

マスクのアイコンをダブルクリックでマスクの色を変更できます

マスクのアイコンをダブルクリックでマスクの色を変更できます

商品と反対色のマスクにすると切り抜きやすいです

商品と反対色のマスクにすると切り抜きやすいです

マスクモードになったら、ブラシツールを選択します。(or ショートカットキー”B”)

ブラシツールを選択したら描画色が黒になっていることを確認します

ブラシツールを選択したら描画色が黒になっていることを確認します

ブラシツールの黒でマスクが足りない部分を塗り足します。
マスクがはみ出している所は、消しゴムツール or ブラシの白で塗ります。

ブラシや消しゴムの大きさは好みで調整してください。

で、こちらが修正後

商品に多少食い込む程度の方が綺麗な仕上がりになります

商品に多少食い込む程度の方が綺麗な仕上がりになります

修正が終わったら、先ほどの「クイックマスクモード」アイコンをクリックします。(or ショートカットキー”Q”)

商品だけ綺麗に選択されました

商品だけ綺麗に選択されました

メニューの「レイヤー」→「新規」→「選択範囲をコピーしたレイヤー」をクリックします。

選択範囲をカットしたレイヤーでも構いません。お好みで。。

選択範囲をカットしたレイヤーでも構いません。お好みで。。

レイヤーウィンドウに新しいレイヤーが出てきますので、元々のレイヤー「背景」を削除します。

切り抜きのレイヤー「レイヤー1」が新しく登場します

切り抜きのレイヤー「レイヤー1」が新しく登場します

背景を削除したら切り抜きの完成!!

背景を削除したら切り抜きの完成!!

「別名で保存」でJPEGを選択した場合は、透明部分は自動的に白になります。

「手動で白い背景を作りたい場合」や「白以外の背景色にしたい場合」は、切り抜きレイヤーの下に新規レイヤーを作成してベタ塗りしてください。

こちらが完成した切り抜き写真です。

明度・彩度の補正やリサイズをして使いましょう

明度・彩度の補正やリサイズをすれば、すぐにでもサイトにアップできます

切り抜き写真は汎用性を高める為、色調補正をする前に保存しておきます。

実際に使う際に、先ほど保存した切り抜き写真に色調補正・リサイズを施します。

こうすることで、切り抜き写真が必要になったときに毎回切り抜き作業をする必要がなくなります^^

どうしても綺麗に切り抜けない! そもそもPhotoshopを持ってない!

お困りの場合はtyのtwitterにつぶやいてください!

実際に切り抜きたい写真を見せて頂けたら、簡単なアドバイスができるかと思います。
またphotoshopの操作方法でお困りでしたら(CS2・CS5なら)、大抵わかります。

あ、あと今回作例で使ったバブーシュが気になっちゃった場合は僕の運営するショップ・プチコテージを覗いてください 笑
【プチコテージ】モロッコバブーシュ 一覧

商品写真加工が90円から
当サイトでは商品写真加工サービスを行なっています。
Photoshopを持っていないショップ運営者の方、写真加工を外注したい方、是非ご連絡ください。

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