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18Sep2011

ネットショップ設計のトレンド

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ネットショップ設計のお話。

サイト設計、特に物販サイトにおけるサイト設計では「ユーザビリティー」という言葉がもてはやされています。

平たく言えば「使いやすさ」なのですが、極端な言い方をすれば「何クリックで注文できるか」という意味になると思います。

お客様が買いやすい環境を整える事はとても大切です。
・ページ遷移が少なくシンプル
・目的の商品が簡単に見つかる

しかしユーザビリティ至上主義はすでに時代遅れになりつつあります。

検索エンジン=タウンページ

そんなに遠くない昔、インターネットのなかった時代。

蕎麦が急に食べたくなったらタウンページを使ってお店を探しました。

お蕎麦屋さんをいくつか見つけたら、一番行きやすい場所にあるお店に食べに行きます。

つい3年~5年ほど前、SNSが普及していなかった時代。

近所のお店に置いてないおしゃれなエプロンが欲しくなったら、googleで検索しました。

「エプロン おしゃれ」の検索結果の上から見ていき、気に入ったデザインのエプロンが見つかったお店で買いました。

多少無理やり感もありますが、上記のように検索エンジンはタウンページに似ていると思います。

食べに行ってみないと美味しいお蕎麦屋さんかわからない様に、検索結果だけではどんなお店かわかりません。

検索結果をクリックした先で「目的の商品はありそうか?」「信用できるお店か?」などの印象が決まります。

サイトに入ったページが「ごちゃごちゃしてわかりにくい」「どこに目的の商品があるかわからない」場合、ほんの数秒でお客様は帰ってしまいます。

だから検索エンジン全盛時代はユーザビリティが全てだったのです。

しかしタウンページが役目を終えたように、ネットにおける検索エンジンの役割も減衰しています。

ネットも現実もクチコミの時代

3年ほど前から、クチコミの力が一般にも言われる様になりました。

美味しいおそば屋さんを探すのには食べログを、おしゃれなエプロンは好きなモデルさんがブログで紹介していたお店で。

事前情報の無い状態で飛び込むよりも、他の人の評価を参考にしたほうが効率が良い事を気づき始めたのです。

検索結果からクチコミへ。 するとどんな変化があるか?

食べログで評価が高かったお店に行く時。

目的のお店の外見がボッロボロの廃墟で「お蕎麦。カツ丼。カレーライス。冷やし中華始めました。」の張り紙があっても「ここが隠れた名店か・・入ってみよう」というポジティブな気持ちになれます。

ネットショップの場合、目的の商品がどこにあるのか全然わからなくても「どこかにあのモデルの着けてたエプロンがあるはず。」という気持ちで探せます。

スタートラインをずらせるのがクチコミの効果

クチコミという事前情報を得ることによって、お店に行く前の印象が変わります。

必ずしもポジティブという事ではなく、ネガティブにもなり得る点には注意が必要です。

ただ真面目にショップを運営していて、多くの人に悪く言われる事はありませんので安心してください。

逆に”真面目な商売を邪魔するような悪徳な輩がクチコミによって少なくなる”という期待も持てますので、大多数の経営者にとっては良い面が強いと思います。

クチコミの基本は「人に好かれる」こと

ユーザビリティ至上主義を否定しましたが、ユーザビリティを全く考えなくていいという訳ではありません。

一昔前と違って、今はユーザビリティが全てじゃなく同じくらいクチコミが大切だよ。という事です。

「いろんな人に噂してもらえて、とっても使いやすいネットショップ」

が理想なのは言うまでもありません。

ユーザビリティ改善には基本がある

ユーザビリティを改善するにはある程度のマニュアルが存在します。

・LPO (検索エンジンからのランディングページを最適化する)
・動線の改善 (メニューの改善、サイト構造の見直し)
・リンクの最適化 (関連商品のリスト表示、バナーを適材適所に)
・アクセスログの分析 (上記施策を定期的にチェック&改善)

上記の基本を実践すればユーザビリティは必ず改善します。

クチコミを増やすのにマニュアルはない

実施すると効果がある、と言われている事はあります。

・snsボタンの設置 (うわさ話をする場所への近道作り)
・各種snsサイトでお店公式アカウント解説 (直接ファンクラブを作る)

しかし最終的にいいクチコミが集まるお店というのは

お客様みんなに好かれている

ということ。 これに尽きます。

みんなに好かれる為のマニュアルなんてありません。

ユーザビリティを良くするもよし。
逆にゴチャゴチャにして”おもちゃ箱みたい”なドキドキを提供するもよし。

めちゃめちゃ安売り+即日発送もよし。
逆に値段は高い+受注後生産だけど、ここにしかないオリジナルを提供するもよし。

移り変わりの速いネットの世界、永遠に試行錯誤の毎日です。
頑張りましょう。

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