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3Dec2011

ネットショップもスマホ対応が必要な、たった一つの理由

スマートフォン、急激に普及していますね。
今まで仕事用の携帯電話しか持っていなかった僕でさえ、7月にスマホデビューしました

僕のようにPC好きからスマホに入った人には”たまらなく便利なツール”ですが、携帯電話のつもりでスマホを買った人にはちょっと厄介なんじゃないでしょうか?笑

しかしそんな機械音痴な人ですら、いざスマホを使い始めたら頻繁にネットを使う様になるのがスマホの威力です。
スマホの普及により、インターネット利用者・ネットショッピング利用者の全体数や利用時間が底上げされる事は間違いありません。

戸惑いは最初だけ。誰でもネットで情報収集。

戸惑いは最初だけ。誰でもネットで情報収集。

スマホに出来て携帯にできない事

フィーチャーフォンやガラケーと呼ばれる”旧来の携帯電話”でネットサービスを楽しむ人が増えてきた頃、「ネットショップも携帯サイトを作らなければヤバイ!」という議論がなされていました。

僕も、自身が運営しているショップPetitCottageの携帯サイトを作るか検討しましたが、

携帯用サイトの特徴
・ディスプレイが小さい
・通信速度・処理速度が遅い(画像が制限される)
・ゼロから携帯向けサイトを作る必要性

この3つが問題となり、当時の結論として「うちのネットショップは携帯対応必要なし」という考えに至りました。

時は2011年。
携帯サイトが衰退してスマホサイトが増えつつある今、今度はスマートフォン向けサイトについて検討してみます。

スマホ用サイトの特徴
・ディスプレイ(解像度)は必要充分な大きさ
・通信速度・処理速度は必要充分
・PC向けサイトを流用して作れる

なんと、たった5年~10年の間に旧来の携帯サイトの際に足かせとなっていた3つの問題が全て解決しています!!

しかし、慌てないでください。
「作る事ができる」と「作る必要がある」は全く違います。
次項からは「スマホサイトを作る必要性」について考えてみましょう。

2011年は爆発的にスマホが普及した

2011年はスマートフォン利用者の増加率がすごい事になり「スマートフォン元年」となりました。
2008年以降の長期的なスマートフォンの販売台数推移が以下のサイトで公表されています。

スマートフォンの販売台数推移

2011年7月のデータですので、それ以降は予測値になっています。
出荷台数ベースでは2012年初頭にはスマートフォンが50%を超えるのではないか?と思われます。

ネットショップも1割以上がスマホユーザー

次に実際のネットショップの利用者率を見てみましょう。
データ提供元はもちろんPetitCottageです。

PetitCottageスマホ利用者の伸び率

11月にはスマホのアクセスが10%を超えてしまいました!!

これは一番の当事者であるショップオーナーとしては衝撃的なデータです。
特に僕がスマホを買った7月以降の伸びがハンパありません!
「携帯すらもってなかったあのタナカ(私)が買ったんだから俺も買わなきゃヤバい!」と世間が認知したのかもしれません。

ネットショップPetitCottageのオーナーとして9月中旬くらいに相当な危機感を覚え、作ったことのないスマホ用サイトを即席で作りました。
内容はオススメ商品の紹介やスマホ用雑貨photo壁紙の配信となっていて、商品販売はしていません。
(理由は後述します)

※10月の最高値がずば抜けているのは「スマホサイトできました」と本サイトでアナウンスした翌日だからです。
異常データではありませんが、特殊な例なのであまり気にしないでください。

PCとスマホの目的の違い

スマホが普及したからと言って「ネットショッピング利用者が増えるのか?」という点に関しては多少議論の余地があります。

以下のサイトではネットショッピング利用者の動向調査を公表しています。

デバイス別ネットショッピング利用者動向

携帯からショッピングを利用する人はPCに比べると少なくなっていて、パソコンと携帯の利用目的の違いが明確になっています。

個人的にスマホが最も便利な瞬間は「外出時の調べ物」です。
次いで、スケジュール管理。

スマホでの購入経験と言えば”アプリ”くらいで「ネットショップでの購入はPCから」という人が多いのではないかな?と感じています。

原因はいろいろと考えられますが、画面の小ささ操作性の悪さがあると思います。

「さっき「画面が大きい」言うとったやんけっ!?」と思った人もいるかと思いますが、言い訳をさせてください

“画面の小ささ”はPC用サイトをスマホで見た場合の問題です。
スマホ用に作られたサイトでは必要十分な大きさだと考えています。

スマホユーザーの目的は情報収集

PetitCottageでは、一つの仮定の元にスマホサイトを作成しました。

「スマホユーザーの目的は情報収集」

タッチパネル式のスマートフォンを使っているとわかりますが、文字入力が確実に面倒です。
ショッピングの際には住所の入力などが必須ですが、キーパッドを出すと画面がさらに小さくなってイライラします 笑

スマホが何でもかんでも”アプリ”にするのは、ブラウザアクセス時のユーザビリティに限界があるからでしょう。
オーナーとしても自分のサイトを利用時にイライラして欲しくありません。。。

そんな理由から、

スマホユーザーにはオススメ商品の紹介運営スタッフのブログなど、読み物を提供しよう。

というコンセプトの元、スマホサイトを日常業務の合間に1週間で製作しました。
スマホから商品の購入をする場合は、PC用サイトに誘導する作りになっています。

まだまだコンテンツ不足の上にデザインの完成度も高いとは言えないレベルですが、直帰率に驚きの変化が起こります。

スマホ対応後、直帰率が10%も減少する

10月の初旬。泣きながらスマホサイトを製作中にanalyticsを見るとスマホユーザーの直帰率が64%もある事が判明します。
PCユーザーの直帰率は50%程度なので、スマホユーザーに対して全く必要な情報を提供できていない事が一目瞭然です。

慌ててその場しのぎのスマホサイトを作成して公開した前後1ヶ月の直帰率の比較が以下になります。

スマホ対応前後の直帰率の変遷

予想を上回る、脅威の減少率です。

いかにPC用サイトがスマホユーザーに嫌われているかが分かるデータですね。

webショップもスマホ対応が必要な、たった二つの理由

書いているうちに理由が一つ増えましたが・・・

スマホユーザーが、ついに1割を超える

スマホユーザーの直帰率がハンパない

取り違えてはいけないのは「PC用コンテンツをそのままスマホ向けに。ではない」という事です。

このブログを読んでいる大半のサイト運営者はPetitCottageと同じく小規模ですよね?笑

大企業ならPC用サイトと同じ労力・お金をかけて、同じコンテンツ量のスマホサイトを作ればいいと思います。
僕らにはそんなお金も労力もありませんので、効率のいい方法を模索しましょう。

スマートフォン元年にPetitCottageが出した結論は

「スマホで商品の魅力やお店の魅力を知って貰い、PCから購入して貰う」

というやり方です。

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