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29Feb2012

[ネットショップの始め方] 最初に導入するグラフィックソフト比較

ネットショップを始めるにあたって最初に導入するべきグラフィックソフトを、機能や価格などを総合的に考慮しながら比較してみます。

2007年に書いた「ネットショップ向け画像補正ソフト比較」という記事が古くなった為リニューアルしようとして書き始めましたが、まったく違った内容になってしまいました。
「商品写真の加工・補正ソフト」として比較した前回に対して、今回は「WEB製作全般に使うグラフィックソフト」として比較しています。

5年前の記事ですので参考にならない部分も多々ありますが、”画像補正機能”について詳しく知りたい方は是非どうぞ^^

参考:ネットショップ向け画像補正ソフト比較(2007年)

もくじ

1. ネットショップにおけるグラフィックソフトの役割

1.1. 商品写真加工・補正
1.2. WEBサイト製作

2. グラフィックソフト比較

2.1. Photoshop
2.2. Illustrator
2.3. Fireworks

3. 実際どのソフトを揃えたらいいのか?

4. 導入時のケーススタディ

1. ネットショップにおけるグラフィックソフトの役割

1.1. 商品写真加工・補正

商品写真は撮影しただけでは、まだ使えません。
サイズのトリミングはもちろん、色合いや明るさを最適化して、必要ならば背景を切り取ったりする加工をしてから使います。

ネットショップにおいて「商品写真」は最も大切な要素で、売上を直接左右します。
しかし商品写真の撮影がネットショップ運営において非常に難易度が高い事も事実。

設備投資とスキルが必要な「撮影」よりは、撮影後の「画像加工」のほうが敷居が低いと言えるでしょう。
画像加工のスキルが上がると、ポンコツな写真でもそこそこキレイになります^^;

ちなみに、写真撮影には以下の設備が必要です。
・カメラ
・照明 (他、カメラ以外の機材)
・撮影場所 (ロールスクリーン、撮影小物、他レンタルスタジオなど)
・画像編集ソフト

この中で、一番最初に投資するなら? と聞かれたら、迷わず「画像編集ソフト」と答えます。
一番”費用対効果”が高いからです。

1.2. WEBサイト製作

サイト製作にグラフィックソフトが必要な事は言うまでもありませんが、「サイト製作は外注するから・・」という人も要注意!

サイト全体は出来上がっていても、新商品やイベントのバナーは自分で作る事になると思いますので、ソフトの準備は必要です。

新商品の写真に「新入荷!」という文字を乗せて公開するだけでも、立派なweb製作です^^

2. グラフィックソフト比較

2.1. Photoshop

photoshop

画像(写真)編集ソフトとして圧倒的なシェアを持っているPhotoshopですが、webデザインに使っている人もかなりの数がいます。

画像編集の性能は他ソフトを圧倒していますので、商品写真命のネットショップにとって、将来的に必ず導入しなければいけないソフトの一つです。
が、価格が高い(99,750円)のと高機能ゆえの取っ付きにくさから、最初からこれ一本でいくのはオススメしません。

2.2. Illustrator

Illustrator

同じAdobe社のIllustratorは、デザイナーの中ではデファクトスタンダードになっているソフトです。
当然webデザインで使用している人も多いですが、画像編集(写真補正)が出来ないため、これ一本ではネットショップ運営はできません。

基本的には印刷デザインのソフトですので、WEBデザインはFireworksで代用できます。
ただしFireworksよりも文字やオブジェクトの細か~い修正ができますので、デザイン上級者になったら導入を検討してもいいと思います。

こちらもphotoshopと同じくらい高価(84,000円)ですので、最初は必要ありません。

2.3. Fireworks

Fireworks

FireworksはWEB製作用のグラフィックソフトで、画像編集からwebデザインまで全てこなせます。

web製作に最適化されているため、web製作時の作業性はphotoshopを上回ります。

これはソフトの理念の違いとして以下のように説明できます。

Photoshopが「一つのファイルで一つの画像を作る」のに対して、Fireworksは「一つのファイルで複数の画像からなる1ページを作る」

画像一つを作るだけなら変わりませんが「複数のパーツを組み合わせて、それをバラバラに書きだす」時にFireworksの真価が発揮されます。

また複数ページの製作管理ができるので、大規模なサイト製作の際に効果を発揮します。

機能面については「PhotoshopとIllustratorを合わせた感じ」と言われますが、まさにそういう感じです。

画像を扱うプロのphotoshop。 文字・イラストのプロIllustrator。
どちらも同時に扱えるけど、各々のマニアックな機能は劣るFireworks。というイメージです。

先述した通りweb製作時の作業性の良さは両方のソフトを上回っていて、さらに価格が安い(39,900円)のがポイント!
ネットショップ初心者がまず一本だけソフトを購入するなら、僕は自信を持ってFirewordsをオススメします。

Fireworks一本でWEB製作が可能で、実際にFireworksのみで仕事をしているプロもいますが「商品写真が全て!」のネットショップでは、より高機能な写真加工ソフトがいつか必ず必要になります。しばらくネットショップを運営して「もう一皮剥きたい」という時、自然とPhotoshopに手がのびるでしょう。その頃にはPhotoshopの導入費用10万円が高くないと感じるはずです。

3. 実際どのソフトを揃えたらいいのか?

2012年2月現在、Adobeストアの価格は以下の通り。

・Photoshop CS5 99,750円
・Illustrator CS5 84,000円
・Fireworks CS5 39,900円

・Adobe Web Premiun CS5.5 236,250円

Web Premiunには上記3ソフトの他、Dreamweaver(49,875円)、Flash(88,200円)などが含まれます。

この5ソフトを単品で買うと361,725円となり、Web Premiumのほうが10万円以上お得になります。

ただしこれからの時代にWEB製作を始める人にはFlashは全くオススメしませんし、この記事を読んでいる方には不要なソフトです。
IllustratorはWEB製作にも使われるソフトですが、基本的にはFireworksのみで全てこなせます。

これから本気でネットショップを始める方に、(初期投資を惜しまないなら)最初に導入をオススメするソフトは
「Dreamweaver」
「Photoshop」
「Fireworks」
の3つです。

この3つは合計で「189,525円」となり、Web Premiumとの差額は「46,725円」。
この差額分を払ってでもIllustratorを試してみたい場合は、Web Premiumがオススメ。

4. 導入時のケーススタディ

ネットショップを始めてみたいのですが・・・

まずはFireworksを買って触ってみましょう。
WEB製作に必要なすべての機能を備え、直感的な操作性で初心者にやさしいソフトです。

本気でネットショップを始めたい!WEB製作は素人だけど自作する!!

1.Firewoksを買って、WEBデザインを学びましょう。
 最初はHTMLコーディングはメモ帳やフリーソフトで充分です。

2.ある程度WEB製作に慣れてきたら、作業性向上の為にDreamweaver導入を検討しても良し。

3.ネットショップオープン!! 利益が出てきたら商品写真の向上の為にPhotoshopが欲しくなります。

本気でネットショップをやる!サイト製作は外注する

Photoshopをオススメします。
商品写真の補正やバナー製作はもちろん、メニューやボタン等のWEBパーツも作れます。

ソフトに一円もかけたくないっ!!

Dreamweaverのメリットは”デザインビュー” ”コーディング支援機能” ”サイト管理機能” ”テンプレート機能”など、様々ですが、HTMLコーディングは基本的にメモ帳の編集と変わらない作業ですので、OS付属のメモ帳で代用できます。サーバーへのアップは有名なフリーソフト「FFFTP」など、フリーのFTPソフトで充分です。

FireworksやPhotoshopに頼りたくない場合は、フリーのグラフィックソフトもあります。
ただ、機能的にはかなり劣るようですので、この分野は有料ソフトの一択ではないでしょうか?

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