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24Mar2012

本気のアクセスアップを狙うなら避けては通れないコンテンツ型SEO

検索エンジンの動向は日々変化しています。

数年前まで素人SEOコンサルタントが騒いでいた「他サイトからリンクさせます」「記事内のキーワード比率を最適化します」と言った、サイトを実力以上に見せかける小手先のテクニックは、現在ではほとんど意味を持ちません。
※特にバックリンクの購入はペナルティになり検索結果に表示されなくなります。

今回は、そんなネット上ですら実力主義になってしまった世知辛い現代社会、ここ数年僕がハマっているアクセスアップ方法「コンテンツ型SEO」について書きたいと思います。

挿入画像の一切ない、手抜き本気のサイト運営論です!!

※SEOテクニックの移り変わりに関してはこちらの記事で触れています。
“SEO”は死語になる!? (2012,2月公開)

もくじ

1. 検索エンジンの性能が完成に近づいた

1.1. SEOテクニックの変遷

僕が最初のECサイトをオープンした2005年当時は、SEOの効果が絶大の時代でした。

完成したばかりのサイトに適切なSEO処置をしただけで、実績もないのに検索結果の1位に表示されたりしていました。

ただ時代と主に検索エンジンの性能はあがり、今ではそういった”まぐれ当たり”は発生しにくくなっています。

僕自身の管理するECサイトや他の商用サイトでも日を追うごとに「キーワード比率」「キーワード詰め込み」などの”いわゆる”SEOテクに対する比重は薄れてきました。特に本来のWEB制作とはかけ離れた検索エンジンの為だけの作業は意味がなくなり、ここ数年は一切行なっていません。

※先述の記事でも触れていますが、本来のWEB制作ルールに則った「タイトルへの重要キーワードの記述」「ALTタグで適切な説明」などは、現在でも検索結果に影響を与えます。不自然にキーワードを詰め込んだり、比率を気にしたり、無関係のサイトからリンクを張ってもらったりといった、本来のWEB制作目的とずれた行為のほとんどが現在では無意味になっています。

1.2. 真面目な人が最後は笑う

代わりに「これは効果があるな」と感じるのが、コンテンツを地道に公開し続ける”コンテンツ型SEO”です。

以前は、評価の低いサイトがコンテンツを更新した所で、全く検索結果には表示されませんでした。

正直者がバカを見ていました。

ここ数年の傾向として、評価の低いサイトでも真面目にコツコツコンテンツを更新していたら、少しずつですが確実にサイトの評価は上がってきます

代わりに今までスパム紛いのSEOテクで(実際は中身がないのに)評価を得ていたサイトは、見向きもされなくなっています。

SEOを意識してコンテンツを地道に更新し続ける方法を便宜上「コンテンツ型SEO」と呼んでいますが、この言葉は定義があるわけではないので人前で声高に自慢をしないほうが無難です。 「何それ?」と赤っ恥を書く可能性があります。

2. コンテンツ型SEOとは?

2.1. はじめに

そもそも僕はSEOという言葉に否定的です。

SEOは「検索エンジン最適化」という意味ですが、Googleも「検索エンジンに向けて意図的に評価を高めようとする行為」を否定しています。
つまり検索エンジンへの最適化=SEOを全否定しています^^;

そのかわり、WEBのルールにのっとって真面目に製作されたページを評価するようになっています。

「検索エンジンに合わせたサイト制作」ではなく「(W)WEBの(R)ルールに(S)従った(T)正しい(S)サイト(S)制作」と言い換えるべきですので「WRSTSS(ゥラストスッ)」と呼ぶのが正しいのではないでしょうか?

このページの離脱率が上がりそうなので話を元に戻します。

2.2. コンテンツ型SEOの概要

コンテンツ型SEOで重要な事は、

・定期的にコンテンツを追加する
・専門性のある情報を提供する

この2点です。

これにより

・リピーターの獲得
・ロングテール(スモール)キーワードの獲得
・SNSでの拡散

など、それぞれの流入元を増やすことを目的とします。
個々の流入が増える事で、他にも様々な相乗効果が期待できます。

2.3. コンテンツ型SEOに適したシステム

ECサイトにおけるコンテンツ更新とはほとんどの場合で「新商品入荷」を意味しますが、毎日新商品を入荷するのは運営側の手間だけではなくマーケティング上もデメリットになります。

商品入荷は一定の間隔でまとまった数を紹介するのが好ましいと思います。

また近年のECサイトは画像をメインとしたページ制作が基本となっていますので、スモールキーワードに引っかかる可能性が下がってしまいます。

そういった面を考慮すると、コンテンツ型SEOに最適なシステムは「ブログ」だと断言できます

ブログ記事の場合、商品入荷とは違った難しさがあります。

文章を書くスキル、サイトのテーマに沿った専門性を発揮する、など。

これら「専門的な記事を書く」というコンテンツ製作作業は外部の制作会社やSEO会社に依頼することができませんので、サイト運営者が自らコンテンツ制作をする事になります。
これに関しては「頑張って」としか言えません^^;

頑張った結果、アクセスアップに加えて他のライバルサイトとは違うオリジナルのコンテンツが出来るというメリットもあります。
ユーザーにとって有益なコンテンツを持つことは、長期的なサイトの強みになります。

2.4. コンテンツ型SEOのメリット

コンテンツを製作せずに既存ページにSEO対策をしてビッグキーワードで上位表示させた場合は、短期間で大量のアクセスを稼げますが持続させることが難しいです。

ビッグキーワードの検索順位は変動しやすく「当たればデカイが外れたらゼロになる」というギャンブラーにはたまらない賭けみたいなものです。

※そもそも近年ではこういったSEOは難しくなっていますので、ビッグキーワード狙いは非現実的です。

これに対してコンテンツ型SEOでは、順位変動の少ないスモールキーワードが中心ですので安定したアクセスを稼ぎ続けます。

またコンテンツが増える事で、検索エンジンだけではなく、ユーザーの評価、好感度アップも期待できます。

さらに新着記事は「上位表示されやすい」「SNSで拡散されやすい」という特徴もあります。

3. コンテンツ型SEOを実践する際のポイント

3.1. コンテンツの量と質

コンテンツの量(記事数)は多ければ多いほど、ユーザーの興味を惹く可能性と、スモールキーワードを拾う可能性が高まります。

スモールキーワードを狙う為には、似たようなキーワードでもそれぞれを使う必要があります。

例:「ロングテールキーワードの獲得方法」「スモールキーワードの獲得方法」

ただしタイトルの言葉を変えただけで内容が似通っていては、ユーザーには嫌われます。
これではまるで最初に否定した「検索エンジンの為のWEB制作」になってしまいます^^;

あくまでもユーザー目線が第一。 それとなく複数のキーワードを絡ませるように工夫しましょう。

また、当然ですが、サイト全体のテーマと重なる内容で書きましょう。

ブックカバーのECサイトがブログで「今日のレシピ」を毎日更新しても、直接的な売上アップ効果は期待できません。
ただし遠回りではなりますが、アクセスアップはサイトの評価を(検索エンジンの評価もユーザーの評価も)上げますので、無駄とは言いません。

現に僕の運営するネットショップPetitCottageでも、商品販売とは直接関係のない雑貨photo壁紙カレンダーを配信しています。
カレンダーなので月末のアクセスが凄まじいコンテンツですが、アクセス数と売上はそれほど比例していません^^;
でもブランド力や好感度を確実に上げているので、今後も続けていきます。

3.2. 更新頻度はユーザーを意識する

ノッてる日にブログ記事をたくさん書いたとします。

でもそれを同時に公開してはいけません。

アクセス解析を使い、一日の中でアクセスが伸び始める時間帯(昼前?)に一日一個だけ記事を公開しましょう。

定期的に更新されるサイトには必ずリピーターがつきます。

検索エンジンは新しい記事を上位に表示する傾向があるため、検索経由のアクセスアップにもなります。

3.3. ターゲットキーワードの選び方

矛盾していますが、ターゲットキーワードは最初から決めないほうが良い結果を生みます。

というのも、個人の文章力なんて大抵たいしたことはなく、マイナーなスモールキーワードなんて見つけられません。
頭を捻ってもそれなりのメジャーなキーワードばかり浮かんでくるはずです。

ですので、力を抜いて書きたいことを書いた結果、スモールキーワードを拾っちゃった!というのが、定期的な更新を続ける為にもベストだと信じています。

書くときはそんな感じですが、ひとつ具体的なテクニックがあります。

書いた後に文章の中からターゲットとなり得るキーワードを探す。 という方法です。

この方法で見つけたキーワードを、ページタイトルに含ませてしばらく様子を見てみましょう。

期待しすぎは禁物。 効果がなかったらキーワードを取り替えて何度かテストしてみましょう。

この「キーワードテスト」は過去の記事で行う方法ですので、新規記事を書く気力はないけどアクセスアップが気になって眠れない!という時は是非実践してください。

3.4. 制作したコンテンツは今後も自サイトの資産になる

長い目で見ると、これが一番のメリットです。

一時のアクセスアップではなく、今後も自サイトのコンテンツとして資産になります。

そのためコンテンツ型SEOでは流行のワードなどを意識せず、長い目で見ても評価される記事を書くべきです。
(多くの場合流行のキーワードはビッグキーワードになりがちです)

一度作ったコンテンツは長期間にわたって一定のアクセスを稼ぎ続けます。

ライバルサイトに良い記事が増えた場合は相対的に評価が下がる事がありますが、スモールキーワードの分野ではそんなに熾烈な争いは起こりません。

更新直後のアクセスのみで記事を評価するのではなく、更新後も修正を加えたりターゲットキーワードを変えたりして、長期間アクセスを稼ぎ続ける記事を作成しましょう!

たとえ1記事が1日に1人しか連れてこなくても、100日で100人、100記事書けば1万人のアクセスになる、と思って地道に続けてください^^

こちらの記事ではスタートアップ時の実践的なアクセスアップについて書いています。
サイトを軌道に乗せるまでのポイント 基本編

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