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2Aug2016

【WordPressの始め方・4】WordPressの初期設定項目

WordPressは初期状態のままでもすぐにブログを始めることができますが、サイトの運営を始める前に、最初に設定しておきたい項目がいくつかありますのでチェックしていきましょう。

設定

一般設定

設定 > 一般

設定 > 一般

管理画面にログインして左メニューから 設定 > 一般 と進みます。この「一般設定」ではURLやサイト名など、サイトの最も重要な情報が保存されていますので、原則としてサイト運営開始後は変更してはいけません。

サイトのタイトルは、各ページのページタイトル(記事タイトルではなくページタイトル)に使用されます。ページタイトルは検索エンジンの結果ページに表示されるなど、SEO上最も重要な箇所となります。あなたのサイトが特定のジャンルに関して書かれる予定があるならば、そのジャンルに関するキーワードをサイト名に含めると良いでしょう。運営を開始して訪問者が増えてきたら、サイト名は変更しないほうが好ましいです。ユーザーが迷う可能性もありますし、検索エンジンの結果にも影響が出る可能性があります。

キャッチフレーズの箇所は、使用するテーマによってはサイト上に表示されたり、されなかったりします。キャッチフレーズをどこにも表示しないテーマを使用するならば、この欄は空欄(デフォルト)で構いません。

その下の「WordPressアドレス(URL)」「サイトアドレス(URL)」の箇所は、絶対に変更してはいけません。この箇所を変更するとサイトが表示されなくなるどころか、管理画面に二度とログインできなくなる恐れもあります!(そんな怖い項目がなぜこんなに目立つ場所にあるのかって?? それは私にもわかりません。。)

表示設定

設定 > 表示設定

設定 > 表示設定

表示設定には「フロントページ表示」という重要な項目があります。フロントページとはサイトのトップページのことですね。この項目はインストール直後(デフォルト)は「最新の投稿」となっていて、トップページは最新の投稿一覧画面となります。投稿一覧に表示される件数は、その下の項目「1ページに表示する最大投稿数」という項目で変更できます。

フロントページをブログ一覧ではなく特定の固定ページにしたいときは、まず始めに固定ページを2つ用意します。仮に「固定ページA」「固定ページB]としましょう。表示設定の「フロントページの表示」の項目で「固定ページ」を選択し、「フロントページ(トップページ)」に固定ページAを、「投稿ページ(ブログ投稿一覧ページ)」に固定ページBを選択します。選択する固定ページは先に作成しておく必要がありますので注意しましょう。さらに非常にわかりづらいですが、投稿ページとなる固定ページBは本文を作成する必要はなく、空っぽで構いません。本文となる箇所には投稿一覧が自動的に表示されますので、難しく考えずに「表示設定で指定するためだけに固定ページBを作っておこう」と理解してください。

メディア設定

設定 > メディア

設定 > メディア

メディア設定ではアップロードした画像に関する設定を行います。WordPressは画像をアップロードした際に、このページで設定された各サイズにトリミングされた画像を複数生成します。例えば上のキャプチャの設定の場合は、元画像サイズ2000×2000pxの写真をアップロードした時に、元画像(20002000)、大サイズ(10241024)、中サイズ(300300)、サムネイル(150150)の4つの画像が保存されます。当然、Webサーバー上の保存領域を圧迫してファイル数が多くなりますが、適切な使い方をすればユーザーにおける表示速度の改善に非常に役立ちます。

デジカメで撮影した写真は元々の大きさが4000px以上あるものが多く容量もADSL回線ならば数分かかるほど巨大なファイルです。これをそのままアップロードしてページに使用した場合、外出時にスマホで閲覧する時には大きな負荷となってしまいます。そういった時に、WordPressの自動トリミング機能はとても効果を発揮します。筆者は、写真管理の考え方は2通りあると思っていて、1つめは、投稿者がファイル容量から表示サイズまでを完全に把握して管理する方法。写真をアップロードする際に必要最低限のデータ容量とサイズまで手動でトリミングしておけば、WordPressに自動でトリミングしてもらう必要はありません。2つめは、とにかく投稿時の手間を減らす目的で、面倒な写真の管理は全てWordPressにまかせてしまおう、というものです。ちなみに当サイトは「中サイズ」のみ使用しており、サムネイルと大サイズのトリミング機能はオフに(0 と入力)しています。というのも、当サイトで使用する写真の多くは操作説明やキャプチャを使用した解説図ですので、必然的に自分トリミングしているんですね。。もし私が愛犬の写真を大量にアップロードしていたら、大サイズのトリミング機能も利用していたでしょう。

「サムネイルを実寸法にトリミングする」というチェクを外すと、サムネイル写真の機能は利用できますが(テンプレートレベルの話ですので詳しくは割愛します)、自動トリミングはオフになります。サーバー容量が気になる方は、チェックを外しておきましょう。

使用しないサイズには「0」と入力すれば自動トリミングはオフになります。例えば当サイトの設定は「サムネイル 0/0」「中サイズ 600/600」「大サイズ 0/0」です。

パーマリンク設定

設定 > パーマリンク設定

設定 > パーマリンク設定

各投稿の詳細ページのURL形式を指定します。以前のWordPressはデフォルトで記号のようなURLだったため、このパーマリンク設定の変更はマストだと言われていましたが、現在のバージョンではデフォルトでは「http://tanaka-yusuke.com/2016/08/02/WordPressの始め方6」のような形式となっています。

ポイントとしては、URLに投稿名を含める場合、投稿タイトルに日本語が含まれるとURLが長くなってしまいます。これを嫌う方はURLに投稿名を含めないか、各投稿の編集画面からURLを変更できますので手動で変更する必要があります。

サイトの運営を開始した後はURLは変更しないことを強く推奨します。アクセスが増えて外部サイトからリンクが張られるようになった場合、このURLを変更したことで適切なリンクを壊してしまうことになりますし、検索エンジンの評価にも悪影響を与える可能性があります。パーマリンク設定を変更したい場合はインストール直後に行い、その後は変更しないようにしましょう。

ユーザーの変更

制作会社に依頼した場合

WordPressのインストールや、WordPressを利用したサイトの制作を外部に依頼した場合は、まず始めにログインユーザーのアカウントを変更する必要があります。しかしWordPressはアカウント名(ユーザー名)を後から変更することができませんので、ユーザー名を変更したい場合はユーザーを作りなおすことになります。

詳しくは別記事で紹介していますので、ご確認ください。

プラグイン

不要なプラグインの削除

プラグイン > インストール済みプラグイン

プラグイン > インストール済みプラグイン

WordPress日本語版をインストールすると最初に3つのプラグインがインストールされています。インストールされたプラグインは有効化することで機能しますので注意しましょう。

AkismetはWordPress公式チームが開発したコメントスパム対策プラグインです。コメント欄を公開すると多くのコメントスパムの被害に必ず遭いますので、コメント機能を使用する場合はこのプラグインは必須です。有効化後ライセンスキーの入力を求められますが、WordPress.comのアカウントを持っていれば無料で利用できます。

Hello DollyはWordPressの最初の開発者Matt Mullenwegからの贈り物です。Matt氏およびWordPress開発チームには多大な感謝と尊敬を抱いていますが、迷わず削除しましょう(意味が知りたい方は一度有効化して管理画面右上を見てください)。

WP Multibyte Patchは日本語版WordPressおよびWordPressで日本語を使用する場合は、有効化しましょう。

外観

外観 > テーマ からは、利用するテーマを探したり変更したりできます。豊富な無料テーマはWordPressの特徴の一つですので、是非時間をかけて気に入ったテーマを探してみてください。テーマはここから探す他に、インターネットで探したものをアップロードすることもできます。が、よくわからない第三者が作成したテーマをダウンロードして利用する際はリスクが伴いますので慎重に。

まとめ

WordPress本体は非常にシンプルな機能のみを提供しているため、インストール直後の初期設定は多くはありません。このあとに、自分好みのテーマを探し、プラグインを探し、自分だけのオリジナルサイトを作り上げていく段階にはいります。
次回はWordPressのバックアップについて解説します。

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