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5Dec2016

【Google Analytics】リファラースパムにフィルタ適用して除外する方法

リファラースパムを除外する方法

Webディレクターという職業は毎日アクセス解析をしていそうなイメージを持たれますが、筆者に限っては月に1回~2回しかアクセスログを分析することはありません。しかし管理しているサイトが複数あるので、1回の分析に数時間はかかるのですが^^;

月に1~2回しかログをチェックしないと、クライアントのほうが日々のセッション推移に素早く気づくことも多く「○月○日にセッション数が異常に増えていますが何が起こっているんですか?」と質問されることがあります。そこで慌ててアナリティクスをつけて、リファラスパムにフィルターをかけるわけです。

リファラスパムとは、サイトに大量のアクセスを仕掛け、異常セッションに気づいたWeb管理者を「どこかの有名サイトに紹介されたかな?」と喜ばせておいて、詐欺サイトに誘導させる手口です。セッションは増えていないわ、詐欺サイトを開いてウィルスに感染するわ、有効なアクセスだけを検出するのが面倒だわ、まさに三重苦です 笑 (笑い事ではないですね。。)

先日、筆者の管理しているサイトの大半に爆発的なアクセス(もちろんリファラースパム)があったため、対応策をご紹介します。

リファラースパムの見抜き方

セッション数が異常に増えた後のデータを見る

この記事の冒頭の画像は、筆者が管理しているお客様のサイトのセッション数の推移データです。11月30日から爆発的にセッション数が増えていることがわかります。画像のようにアクセスが安定している(棒グラフがガタガタしていない)サイトでは自然検索経由の爆発的増加は起こりませんので、外部サイトからの流入を疑います。これが例えば、Yahooのトップ記事で関連記事として紹介されていた場合は喜ぶべきですが、残念ながら真っ先にリファラースパムを疑うほうが早いのが現実です。。。現実はそう甘くありません。

期間をアクセスが増えた11/30のみに切り替えてみると、ユーザーサマリー「言語」に以下のデータが表示されました。
リファラースパムの対応策

通常は、Ja(日本語)、En(英語)などが並ぶべき「言語」の欄に謎の文字列が並んでいます。

Secret.ɢoogle.com You are invited! Enter only with this ticket URL. Copy it. Vote for Trump!

これがまさにリファラースパムの意図するところで、「!?」となったWeb管理者が表記のURLにアクセスすることを狙っているのです。

間違えてアクセスしないように気をつけましょう。

フィルターをかけてスパムアクセスを除外する

例のように一日のアクセスが300程度のサイトに1334ものスパムアクセスが発生していては、ログの分析どころではありませんね。そこでGoogle Analyticsの設定でリファラースパムのアクセスを根本から除外してしまいます。

[追記] セグメント機能を使ったリファラースパムの除外方法を執筆しました

新規フィルタの作成

アクセス解析の記事を書こうとしても、なかなかページ全体を公開できるデータが揃わないのが難点なんです。お客様のデータを勝手に公開することもなかなか難しいですし。。今回はフィルタの作成だけですので、3年前に筆者が執筆させて頂いたWeb制作本のすでに公開終了しているサンプルサイトのアカウントを例に解説します。Analyticsのアカウントだけ削除せずに残っていました^^;

Google Analyticsにログインし、「管理」タブを開きます。
次にアカウント欄の「すべてのフィルタ」に進みます。

Google Analytics > 管理

「+フィルタを追加」を押します。

Google Analytics フィルタを追加

フィルタ名は適当につけておきます。ここではわかりやすいようにリファラースパムが誘導したがっていたドメイン「Secret.ɢoogle.com」と名付けました。
フィルタの種類は「カスタム」を選びます。

Google Analyticsビューにフィルタを追加

次に「除外」を選択します。今回のリファラースパムは、ユーザーの言語設定が謎の文字列でしたので、スパムの判別には言語設定と一致する文字列を入力します。
フィルタフィールドに「言語設定」を選びます。
フィルタパターンに「Secret.ɢoogle.com」と入力します。もちろん謎の文字列全文でも良いのですが、これで十分だと判断しました。

Google Analyticsフィルタパターンの設定

最後に、フィルタを適用するビューを追加して「保存」を押します。

Google Analytics フィルタを適用するビューを選択

必ずフィルターを適用しないデータも残しておく

Google Analyticsではビューにフィルターを適用すると、その期間のデータを元に戻すことはできません。そのため「フィルタ適用前のビュー」「フィルタ適用後のビュー」の2種類のビューを用意しておくことをお勧めします。
上の画像で各プロパティごとに「生データ」「フィルタリング後」という2種類のビューがあるのは、このような理由からです。

フィルターが正しく適用されたか確認する方法

適用されたフィルターは、各ビューのフィルタ編集画面で効果を確認することができます。

先ほど作業をしていた「アカウント全体のフィルタ管理画面」ではなく、各ビューごとの「フィルタ」へ進みます。
Google Analyticsフィルタの効果を確認する

「フィルタの確認」という欄がありますので、ここを押すとビューに与える影響をフィルタ適用前に確認することができます。
Google Analytics フィルタの確認

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