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11Dec2016

【Google Analytics】セグメントを使いスパムアクセスを除外する方法

リファラースパムを除外する方法

先日の記事で、リファラースパムのアクセスにフィルタをかけて元から除外する方法を紹介しました。

12/5 【Google Analytics】リファラースパムにフィルタ適用して除外する方法

記事にもある通り、この方法ではスパムに気づいてフィルタをかける前のデータに対処することができません。すでに集計してしまったスパムアクセスは、セグメント機能を使って除外します。

Google Analytics フィルタとセグメントの違い

「フィルタ」はデータ集計前に実行されレポートに表示されます。レポート上でフィルタリング前のデータを復元させることはできないため、フィルタを適用する際は「1. フィルタリングしないビュー」「2. フィルタリングしたビュー」の2種類を残すようにしましょう。

レポート上で表示されたデータを任意に分類分けする時には「セグメント」を使います。今回のようなスパムアクセスは元から除外するフィルタが適切ですが、例えば「リピータだけのデータ」「モバイルユーザーだけのデータ」などを抽出したい時にはセグメントが適しています。

Google Analyticsフィルタとセグメントの違い

スパムアクセスを除外したセグメントの作り方

スパムアクセスは突然やってきますので、気づいた時にあわててフィルタリングしても全てのスパムアクセスを除外することは不可能です。以下は実際のデータですが、スパムアクセスが発生してから4日目に気づいてフィルタリングしました。そのため、3日間だけスパムアクセスの影響が強くでています。
リファラースパムによりデータが乱れている

アクセスの多いメディアサイトでは多少のスパムアクセスは無視できることもありますが、アクセス数の多くない企業サイトなどではスパムの影響は重大です。このデータのままでは分析に使用できませんので、セグメントを使って集計してしまったスパムアクセスを除外します。

スパムアクセスを判別する

異常アクセスが発生した期間のデータを見ると、謎の言語設定になっている「リファラースパム」を発見しました。
スパムアクセスをセグメント機能を使って除外する

この場合は「言語設定が以下の時にスパムアクセス」だと判断することができます。

  • Secret.ɢoogle.com You are invited! Enter only with this ticket URL. Copy it. Vote for Trump!
  • o-o-8-o-o.com search shell is much better than google!
  • Google officially recommends o-o-8-o-o.com search shell!

セグメントを作成する

Google Analyticsのレポートを表示して、折れ線グラフの上からセグメントを追加します。
セグメントを追加する

「新しいセグメント」を押します。デフォルトでいくつかのセグメントが用意されていますので、普段のアクセス分析にこれらを使うこともできます。一通り見てくと良いでしょう。
新しいセグメントの追加

「ユーザー属性 > 言語」にて「次のいずれでもない」を選択して、リファラースパムの言語を全て入力していきます。入力欄にカーソルを合わせると、プルダウンで既存のアクセスから言語を選択することができますので、自分で入力する必要はありません。
リファラースパムの言語を全て選択する

適当なセグメント名をつけ「保存」を押して完了です。

効果を確認する

複数のセグメントを同時に表示することも可能です。先ほど作成したリファラースパムを除外するセグメントが意図した通りに機能しているか確認するため、「作成したセグメント」と「すべてのユーザー」を同時に表示してみると、以下のようになりました。

複数のセグメントを同時に表示する

不自然にアクセスが上昇している箇所が抑えられましたので、意図通りにリファラースパムが除外できたようです。

今回はスパムを除外するためにセグメントを使用しました。他には、言語でセグメント化するなら日本語ユーザーだけを抽出したり、PCユーザーとモバイルユーザーを同時に表示して行動の違いを把握したり、といった使い方ができます。どちらかというと、このようなユーザーごとの分析が本来のセグメント機能の使い方です。

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